読書を習慣づけたいのですがどうしたらいいです?
本記事で習慣づけの方法をお話します。
普段から本を読まないんだけど、実は、本を読んだ方がいいと思っているかたは多いです。
読書を習慣づけしたい人
実際、僕はもともと“読書をしない人”でした。
周りの人から「この本読んだ方がいいよ」「読書はしたほうがいいよ」と薦められることがあっても、その度に、
- 本を読んだら眠たくなる
- どうせ続かない
- 自分には無縁
そんな風に考えていました。
しかし、そんな僕が30代になり突然読書の魅力にハマり、それから読書を習慣づけることができ、今ではようやく年間50~60冊(週1冊)を読むことが出来ています。
誰でも簡単にできる読書を習慣づける方法を知る
この記事では、僕の実体験で、読書をしない人が、読書を習慣づけることに成功した3つの方法についてお話したいと思います。
読書を習慣づけるには、とにかく1冊を読み切る

まずはここからです。ここのハードルがもしかしたら意外と高いのかもしれませんが、まずは、
1冊をちゃんと読み切りましょう。
なぜかと言うと、1冊をちゃんと読み切った経験が読書の習慣づけには必要だからです。
それはつまり、1冊を読み切った成功体験があるかどうかということです。
本を購入したものの、なかなか読書が進まず、結局読み切っていないまま、部屋の片隅で眠っていたり、買ってからほぼ一度も読まなかったりしたことはありませんか?
すると、自分は読書が苦手だと勝手に思い込んでしまいます。
そこで、時間をかけてもいいので、まず1冊を読み切ることをしてみましょう。
僕の場合ですが、ある時、怖い上司から勧められて「海賊と呼ばれた男」という小説を読みました。百田尚樹さんの有名な作品ですね。
読んだことがない僕が、上下巻で約800ページあった小説を読むことになるなんて思ってもみなかったことです。
ただただ上司が怖かった・・・。
しかし、物語が面白く、読み終わった後の達成感も味わうことができ、小説を読む面白さを初めて知るきっかけとなりました。
それからというもの、小説を買っては、時間がかかりながらも最後まで読むようになりました。まさに読書の習慣づけができたと言えます。
✔時間をかけてもいいから、まず1冊を読了するということです。
ちなみに、一語一句読む必要なく、飛ばし飛ばしでもいいので、最後まで読みましょう。最後まで読むことで、とりあえず本の結論までたどり着くことができます。
これは、「この本はこういうことが言いたかったのか」という、自分なりの納得を得ることができ、また、読了したという成功体験が積まれます。
僕のように強制的に読まざるを得ない環境があれば、ある意味儲けものだと思います。
1ページでもいい、1行でもいいから読む習慣づけ

何かを習慣づけするときに大切なことは、
ハードルを低く設定することです。
読書をしない人は、読書を特別なことと思っている人も多いかもしれませんが、「ちゃんと時間を取って数時間かけて100ページ読もう」などと考える必要はありません。
例えば、
- スマホに飽きたとき
- 電車やバスの移動中に
- 病院の待合室で
- 待ち合わせに早く来すぎたとき
- 仕事の休憩時間
- 研修の合間の休憩時間
このように、いつでも身近に本を置いて(持って)、少しでも隙間時間があれば、1ページでも1行でもいいので読んでみましょう。

読書は複数冊を平行読みする

1冊を読みすすめると、場合よっては「面白くないなぁ」とか「今はこの本の気分じゃないなぁ」などと思うこともあります。
場合によっては、その本自体が自分に合っていないこともあります。
僕もビジネス書ばかりを読んでいたら頭が疲れてしまったり、小説だと集中できず物語が頭に入ってこないということもあります。
そうなると、読書自体がストレスになってしまいます。
そこで、そうならないために、
複数冊を平行読みすることをおすすめします。
平行読みとは、複数冊をちょっとずつ読み進めていく方法です。
僕の場合は、5,6冊を平行読みしています。例えば、自己啓発本・ハウツー本・自分の仕事の業界本・小説・専門書とジャンルはバラバラです。
この方が、その時の気分や読書に費やせる時間によって、マッチする本を選ぶことが出来るので、自然と読み進めることが出来ます。
平行読みすると、どの本もなかなかページ数が進まない感覚がありますが、全く気にすることはありません。
1行でも読んでいれば、あたなは確実に読書を習慣づけることができます。
読書の習慣づけがもたらす効果

例えばビジネス書であれば、自分とは違う他の誰かが学んだことや、経験したことがプロの編集によって、体系的にまとめられています。
その本を読むことで、言わば他人の人生を丸ごと自分が経験したような知識を得ることが出来ます。
自分だけでは知ることも経験することもできないようなことが、読書をすることで学ぶことが出来ます。
本を読む人と本を読まない人との差はここにあります。
自分の考えだけで人生を切り開く人と、先人の経験や知識、偉人の考え方などを学び人生を切り開く人との差は計り知れません。

まとめ:読書を習慣づけ出来れば人生は豊かになる

以上、読書を習慣づけするために、3つの方法をお話ししました。
きっかけさえあれば誰でも読書家になれます。
まず自分の興味のあるジャンルから購入し、ハードルを低く設定すること。そして、身近に本を置いて、呼吸をするように読むことが肝心です。
僕は本を読む人生になってよかったと思います。
統計では、読書をしない人が全体の47%といると言われています。どうせ一度きりの人生なら、僕は本を読む側の人になりたいなと思いました。
読書をすることで、必ずや多くの学びがあることを約束します。
人間的にも成長でき、コミュニケーションツールとしても、とても役に立つ読書習慣。是非、身に付けていきたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます(*’ω’*)
