読書する時間がなかなか確保できません。
もともと僕もそうでしたが、読書時間を確保する方法を知って、本を読めるようになりました。
読書がしたいけど、なかなか読む時間がない思っていませんか?
僕も読書を始めた頃は「早起きして読もう」とか「寝る前に読もう」とか、時間を決めて読むようにしていましたが、全然読み進められませんでした。
しかし、少し方法を変えると、実は読書時間を確保するのは、そんなに難しくありません。
- 忙しくてなかなか読書する時間がない
- 読書量を増やしたい
- 読書習慣をみにつけたい
- どりあえず本を読む人になりたい
と思っている方に読んでいただけば幸いです。
では、いきます。
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読書時間等に関するデータ
まずは、読書に関するデータを調べてみました。
どれくらいの方が読書をしていて、どれくらいの時間をかけていて、どんな媒体で読んでいるのかについてお話しします。
読書習慣の有無について
この図は、読書習慣についてのアンケート結果です。まず左の図を参照してください。
内円が2015年のデータで、外円が2017年のデータです。これでわかるのは、「読書習慣がない」方が年々増えているということです。
2015年、読書習慣がない人が、49.3%でしたが、2017年に60.6%になりました。ちなみに読書習慣がない方の理由1位は、「忙しい」でした。
忙しいって!(笑)
そんなの、みんな忙しいわ!って言いたくなりますが、そういう方もこの記事で読書時間を確保していただけたら幸いです。
そして次に、右の図ですが、読書の好感度についてのアンケートです。同じように内円が2015年のデータで、外円が2017年のデータです。
これでわかるのは、「読書が嫌い」な人が増えているということです。
2015年、読書が嫌いな人が、16.6%でしたが、2017年には19.3%になりました。また読書が好きな人は、41.3%から33.1%へ減少しました。
つまり、読書好きが減って、読書嫌いが増えたという結果です。
年を追うごとに、読書をする人が減っているんですね。
だからこそ、読書時間を確保し、読書習慣を身につけることは、周りの人がほとんど出来ていないことで、人生を成功させる秘訣でもあります。
年代別平均読書時間について
続いては、読書をする人は、一般的にどのくらい読書時間を確保しているのかを年代別に調べてみました。
「調査レポートDIMレポ」さんの調査によると、読書をしている方でも1日15分未満の方が半数近くを占めていることが分かると思います。
ですので、読書をするにしても、
読書時間は1日15分未満でもいい
ということです。この気持ちを持つことは大切です。ちょっとでも読めたら良いという気持ちを大切にしましょう。
読書媒体について
読書手段についてですが、やはり当然と言っては当然ですが、約95%の方が紙媒体で読んでいます。僕もその一人です。
しかし、電子書籍も否定するつもりはありません。またオーディオブックと言う方法もあるので、こちらの記事も参考にしてみて下さい。
読書時間を確保する5つの方法
本を常に身近においておく
いつでも読書ができるように、常に身近に本を置いておくことをおすすめします。
- 外出するのであれば、カバンの中
- 家にいるのならリビングのテーブルの上
とにかく本を近くに置いて下さい。
言い換えれば、スマホと同じように、どこに行くのにもとりあえず持っていきましょう。
こうすることで、ちょっとした時間(スキマ時間)に読みそびれることがありません。
習慣づけることで、「読書をするという決心」を持たずとも、自然と本を手に取れるようになります。
ライバルはスマホです(笑)
読書をするための環境を用意する
この方法は、「よし、読書するぞ」と意気込んでする際の方法です。
自宅でするもよし、カフェでするのもよしです。自分が落ち着いて読書を出来る環境を整えてみてください。
僕の場合は、だいたい自宅でテレビを切ってスマホを切って、コーヒーを飲みながら床に座って、読書をするスタイルです。
自宅が落ち着かない方は、カフェや図書館に行って、読書をするのもいいでしょう。僕もたまにスタバでがっつり読書します。
大切なのは、自分がどの環境なら読書時間を確保できるかを知っておくことです。
ひとりのリラックス空間ということで、お風呂で読書をする人も増えています。
「スキマ時間・ながら時間」で読書時間を確保する
続いて、先ほどと違い、『読書する時間がない!』という方にも実践できる方法です。
「時間がない」と言う方も、実はまとまった時間がないだけで、1日のうちに読書時間は散らばっていたりします。この方法が実践できれば、読書量は一気に増えます。
僕もこの「スキマ時間」と「ながら時間」を活用した結果、週に複数冊読了できるようになりました。
では、もう少し具体的に。
スキマ時間の具体例
基本的には何かの待ち時間を活用します。
例えば、
- 人との、待ち時間
- 病院の、待ち時間
- 電車やバスの、待ち時間
- 食事注文後の、待ち時間
- 出発までの、待ち時間
など、人によってはもっとスキマ時間があるかもしれませんが、
何もせず待っている時間はとてももったいないです。
※もしかしたら無意識にスマホでSNSをチェックしていたりするかもしれませんが、この時間を読書に時間に変えてみましょう。
これで結構読書時間が確保できるはず。
ながら時間の具体例
ながら時間の活用は、何かをしながら読書をするということです。
例えば、
- 通勤(電車・バス等)しながら
- 食事をしながら
- 音楽を聴きながら
- トイレをしながら
- 料理をしながら
など、ながら時間の場合は、集中力が保てないこともありますが、何かをしながら読書をすると、意外と読み進められる感覚があります。
僕は食事中に本を読むのが結構好きで、行儀が悪いと言われるかもしれませんが、
すごくリラックスした状態で読むことが出来、内容も入ってきやすいでです。まぁ、僕の場合ですが(笑)
しかし、この「ながら時間」と最も相性のいい読書方法があります。
その方法とはオーディオブックを活用する方法です。オーディオブックこそ、「ながら時間の王様」といっていいと思います。
なぜなら、耳しか使わないので、まず目を使わないですし、両手も開いていますので、〇〇しながら、本が読めて(聴けて)しまいます。
リフレッシュのための読書時間
スキマ時間・ながら時間とは少し違いますが、もう一つ方法を紹介します。
それは、リフレッシュのための時間です。
例えば、勉強をしていて「ちょっと集中力切れたな」とか、「疲れたな」と思ったときに、
✔一度参考書を閉じ、読書に切り替える方法です。
仕事でも同じことが言えますが、デスクワークでパソコンの入力疲れたなという時に、身近に置いている本を開いてみて下さい。
出来れば、リラックスできる姿勢や環境をお勧めします。すると、その後の勉強や仕事の作業効率があがったりします。
僕の以前の職場であった住宅営業では、そのあたりがとても自由だったので、パソコンとにらめっこしながら、時々リフレッシュに読書をしていました。
読書時間を一日のタスクに組み込む
先ほどの「スキマ時間・ながら時間の活用」を実行するだけでもかなりの読書時間が確保できます。
4つ目の方法は、当たり前のことかもしれませんが、読書する時間を予定にいれるということです。
つまり、朝起きて30分読書するとか、夜寝る前に読書するとか、なんでもいいのですが、読書する時間を予定に入れてしまうということです。
単純なことなんですが、実はこれがなかなかできなかったりします。
ですが、「スキマ時間・ながら時間」の活用が実は重要で、その時間読書をしているうちに、
✔特に「スキマ時間」がいつの間にか、日々の予定に変わることがあります。
例えば、朝起きて、朝食を食べるまでの時間や、就寝時間前の時間や、仕事の休憩時間等です。
実はこれは、毎日習慣的に空いているスキマ時間であり、むしろスキマ時間ではなく、必ず空いてしまう時間とも言えます。
この時間を使い、1日のタイムスケジュールに入れてしまいましょう。
<1日のタイムスケジュールの例>
5:00 起床
5:15 ストレッチ
5:30 筋トレ
6:00 ウォーキング
6:30 読書タイム&コーヒータイム
7:00 朝食
例えば、朝のルーティンであればこんな感じです。めちゃ健康的で、できる人っぽいスケジュールですね(笑)
ということで、スキマ時間からスケジューリングする方法でした。これが、習慣化されると、かなり読書時間が確保できると思います。
目標を設定し、誰かに言う(説明責任)
目標を決めるとなると、すこし固くなってしまい、逆に読書がすすまないと思うかもしれませんが、読書初心者の方なら、月に1冊を読了すると決めることをおすすめします。
もっと細かく設定すると、ビジネス書であれば大体200ページ前後なので、1日あたり7ページを読めば、1冊が読み終わる計算になります。
とはいえ、目標は人それぞれですので、2か月に1冊でも、2週間に1冊でもいいと思います。
そして、目標を設定したら、家族や友人でいいので、
「この本を今月中に読むから、また内容教えるね」
とでも、有言の上、実行に移せば、目標を達成しやすくなると思います。
これは、説明責任を果たすとも言えます。説明責任が読書時間を確保するための、良い方法になります。
僕の場合は、上司から勧められた本がきっかけで読書をするようになりましたが、まさにそれは、説明責任の部分が大きかったですね(汗)
まとめ:読書時間がないのではなく、気付いていないだけ
以上が、読書の時間を確保するための5つの方法でした。
これは実際に僕がやった方法なので、誰でも簡単に出来ると思います。
- まず本を身近に置いておく
- 読書する環境を整える
- 「スキマ時間・ながら時間」を活用する
- 読書時間をスケジュールに入れる。
- 目標設定をして、誰かに言う
ここで、本当に心掛けてほしいことは、
✔必ずしも、まとまった読書時間を確保する必要はないということです。
1日5分でも1行でもいいんです。読書時間を確保するというハードルをとにかく低く設定してください。
1行でも読めば確実に読書は進んでいきますし、その積み重ねを繰り返すことで本を読み終えることもできます。その頃には、習慣化だって出来ると思います。
その繰り返しで、塵も積もって、読書時間も確保できていますよ。読書を楽しみましょう。
動画でも解説していますので興味のある方は是非ご視聴下さい↓
読んでいただきありがとうございます(‘ω’)