礼儀正しくとは思っていますが、職場に無礼な人がいて、どうしていいかわかりません。
礼儀正しい人は得をします。自信をもって働きましょう。確かに職場に無礼な人がいます。いやな気持ちになりますが、あなたの正しさは間違っていません。それでは礼儀正しいことで得られるメリットについてお話しします。
親しき仲にも礼儀あり!
ということで、ビジネスシーンでたま~に無礼な人がいませんか?自分勝手なことを押し付けてきたり、言葉遣いに「ん?」と思ったり、挨拶やお礼が出来ないような人いませんか?
もしくは自分がやってたり、、、、?
今回は礼儀正しい人は、具体的にどんな得があるのかについてお話しします。別に礼儀なんてそんな気にすることないんじゃない?結果出せばいいでしょ?と思っている人がもしいたとしたら、
この記事をみて、礼儀正しい人が得られるメリットを3つ知ると少し考え方が変わるかもしれません。
- 無礼な人とどう付き合っていいか分からない
- 職場に無礼な人がいて困っている
- 礼儀正しくして損をしている人
礼儀正しさは報われる!
礼儀正しい人が得られる3つの得
礼儀正しさには費用もかからないですし、礼儀正しさは良いことをもたらしてくれます。
では、早速礼儀正しさで得られる3つのメリットをお話します。
仕事が得やすくなる
まず1つ目のメリットは、「仕事を得やすくなる」ということです。
これ言い換えると、「声がかかりやすい」ということです。
職場で、誰かに何か仕事を頼むときに
- 『いつも丁寧で明るい職員』
- 『不愛想だけど有能な職員』
あなたならどちらに仕事を頼みたいと思いまか?
やっぱり『いつも丁寧で明るい職員』だと思います。
もちろん有能な人に仕事を頼む方が、仕事の精度は高いのだと思いますが、かといって、仕事を頼むかというとそうではありません。
だって気持ちよく笑顔で仕事を受けてくれる人の方がいいじゃないですか。
ある調査によると、誰かに協力を求める場合、
『その人がその仕事に詳しいか?』ということより『この人と働くと楽しいか?』ということの方が重視されるという結果が出ています。
つまり、
礼儀正しい人・節礼のある人は声がかかりやすい
ということが言えます。
何かを頼まれると、好循環が生まれます。
- 声をかけられれば、能力を発揮する機会が増える
- 良い評判が広がる
- 失敗しても学びの機会となる
- そしてさらに声がかかる
上記の連鎖で、『無礼な人』との差がどんどん広がっていきます。
幅広い人脈が築ける
礼儀正しい人が得られる2つ目のメリットは、『幅広い人脈が築ける』ということです。
礼儀正しい人には、先ほどあったように声がかかりやすくなります。
そのため、無礼な人よりもたやすく人脈を築くことが出来ます。
「ちょっと紹介したい人いるんだけど?」
って、言われたことある人と、いない人がいると思うんですね。
もし、「あなたに紹介したい人がいるんだけど?」って言われたことがない人は、
礼儀正しさがなかったり、何か寄せ付けない無礼さがあるのかもしれません。。。
よく『人を紹介される人』は、その紹介された人が凄い人だったりして、またその人を介して、急に人脈が広がることもあります。
もう少し具体的に言うと、無礼な人には、得る事のできない
- 情報
- 多くの助言
- 他のネットワーク
- キャリアアップの機会
これらを得る機会に恵まれます。これは何も職場だけではなく、SNSの世界でもいえることです。
礼儀正しさは、様々な機会を得ることが出来ますね。
出世の可能性が高まる
礼儀正しい人が得られる3つ目のメリットは、『出世の可能性が高まります』
実は、あるバイオテクノロジー企業の調査では、礼儀正しい人は、無礼な人と比べて、『リーダーにふさわしい』という可能性が2倍になるというデータがあります。
これは単純に、職場で一緒に働く人が、礼儀正しさや節礼のある人がそのような地位にふさわしいと思っているからです。
また、先の2つのメリットにもあるように、仕事を頼まれやすいので、トライアンドエラ―を自ずと繰り返しますね。そして、能力も上がっていきます。
礼儀正しい人は、コミュニケーションもうまくいきやすいので、出世の可能性は、無礼な人の比ではありません。
無礼な人がもたらす悪影響
無礼な人がひとりいるだけで、その影響は、たとえば職場のような狭い空間であれば、感染症のように広がってしまいます。
どのような行為が無礼に値するかは、感じた側の気持ちで決まりますが、いくつか例を挙げてみます。
- すぐ感情的になる
- 人前で、部下を叱る
- ろくに挨拶をしない
- 成功した時の手柄を自分のモノにする
- 自分を過大評価し他人を過小評価する
- 部下が出来ないのは部下のせいだと言う
こんな感じじゃないでしょうか。
では、無礼な人が及ぼす悪影響についてお話します。
無礼な人は同僚の健康を害する
恐ろしいことですが、無礼な態度が人の健康に悪影響をおよぼすということが、最近の研究で明らかになっているそうです。
この研究では、勤務時間の長さ、仕事の負担、与えられてる責任などは、直接、寿命の長さには影響していなかったようです。
影響していたのは、一緒に働く人たちの態度が協力的、友好的かどうかということでした。
「恐ろしい!」
職場に友好的でない人がいると、死亡リスクが高くなることまでも明らかになっています。
無礼な人がいることで、社員の健康に悪影響が出るということを、上司や経営陣は知っておく必要がありますね。。。
無礼な人は会社に損害をもたらす
先ほどは無礼さは同僚に悪影響を与えると言いましたが、
実は会社にも悪影響を与えます。
- 職員のモチベーションが下がる
- 無礼な態度の人を避けるために仕事効率が落ちる
- 無礼な人のストレスを感じたために顧客への対応が悪くなる
このようなことも挙げられます。
無礼な人がいるために、コミュニケーションが停滞してしまって、業務効率が落ちたり、
場合によっては、お客様からその無礼な人に対するクレームが来たりして、それを他の人が対応したりすることもあるかもしれません。
ここまでくると、もうトラブルメーカーですね。
まぁ、これは、無礼な人の行動が可視化された例ですが、
実は、多くのことは可視化されず、会社への損害がこれだけある!ということが難しかったりします。
しかし、無礼な人にメリットはなく、会社が悪影響を受けているということは言えますね。
まとめ:礼儀正しくいましょう
以上が、礼儀正しい人が得られる3つのメリットと、無礼な人がおよぼす悪影響についてでした。
どう考えても、礼儀正しいことに損はありませんし、礼儀正しくあるべきだと僕は思います。
しかし、職場に無礼な人がいることも稀ではありません。それが上司や、役員、また社長であったら、最悪です。
たとえそうであっても、「この状況から学べるものはないか?」「自分がわるいわけではない」そのような思考をもって、自己の成長と向き合って、働いていくべきだと思います。
どうしてもだめなら、もちろん転職も考えるべきだとは思いますが、礼儀正しさを武器に、戦いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)