将来が不安なんですが、介護職の将来性ってどうなんですか?
確かに不安ですよね。介護職で長く勤められるのだろうか、将来性はどうなんだろうって。私は介護の未来に希望を持っています。では、根拠をもとに、3つの観点からお話ししますね!
介護職の将来に疑問をもっている人は多いと思います。
- 仕事がキツイ
- 給料が少ない
- 給料がなかなか上がらない
このように考えたときに、介護職の将来性はどうなんだろう?他の業界の方が安定してるんじゃないのか?と疑問を持つと思います。
- 先行きが不安な介護職
- 介護職の将来性を知りたい人
- 介護職に転職を考えている人
本記事では、介護職の将来性について3つの観点からお話したいと思います。
人口推移から見る介護職の将来性
まずは日本の人口推移について確認していきます。
総務省のデータによりますと、65歳以上の高齢化率は2060年まで上がり続けるという結果になっています(線グラフ)。
つまり、単純に考えれば、2060年まで介護のニーズは増え続けるため、介護福祉サービスも同じように増えていかないといけないということが言えます。
このことから、
福祉サービス業は成長産業といっても過言ではありません
ビジネス的観点でいうと、介護職の仕事はこれからまだまだ市場が拡大していくということです。
人口推移の統計は数ある指標の中でも、かなり確実性が高い指標と言われており、これから圧倒的に福祉サービスが足りなくなることは間違いないです。
労働力人口不足が続く
先ほどの表を、もう一度使います。棒グラフが、人口数の推移となります。
2060年には日本の人口8600万人台となります。そして労働力人口である黄緑色の棒グラフ(15歳~65歳)は1995年をピークに2060年まで減少していきます。
それ故、どの業界でも人手不足が深刻化していきます。
介護業界でいうと、
2025年にはおよそ38万人の介護職が不足するといわれています
これは国家の課題でもあります。
しかし、一見暗いニュースに聞こえますが、介護人材を増やさねば、これだけ高齢化が進むことが分かっているなかで、
放っておけば介護崩壊が起きてしまいます。
つまり今後、国は介護職に対して対策を講じていくこととなります。
実際に介護職員処遇改善加算という制度が出来ました。
さらに、2019年には介護職員特定処遇改善加算が創設され、勤続10年以上の介護福祉士に対し、給料アップを行っています。
そうは言っても、勤続年数の少ない介護職員は、給料に不満をもっている人も多いと思います。
しかし、決して無くならない産業であり、長く勤めることがある程度見越せるというメリットはあります。
介護人材不足が深刻になっていく中、今後は今以上に、介護職の待遇は改善される方向にすすんでいくでしょう。
さらに、介護職のメリットをもう1点あげるとするば、
女性にとって働きやすい職業だということです
どの業界も人材不足に陥る中で、男性にしか勤まらない仕事も多くあります。実際には女性に出来ないわけではなく、力仕事のような女性に向かない仕事のことを指します。
その点、介護職は女性も男性も関係なく仕事に就くことができ、キャリアアップもしっかりできますので、強みと言えます。
介護職は絶対になくならない仕事
先ほど見ていただいた人口推移を考えると、まず医療福祉業というのは、決してなくならない仕事だと言えます。介護の仕事も医療の仕事もです。
たとえば、テクノロジーの進歩でAIのような技術が普及したとしても、介護の仕事はとってかわることはできません。
実際に多くの仕事がAIにとって代わられていく時代という中、仕事がなくなってしまうという点では、介護職に不安はありません。
まとめ:介護職は将来性が高い仕事
以上、介護職の将来性について3つの観点からお話ししました。
まとめると、
- 介護業は今後成長産業である
- 人材不足の点から働き方や処遇が改善される可能性大
- AIなどのテクノロジーが進歩してもなくならない職業
AI発展によってなくなる仕事というのも、沢山の本やメディアでリストアップされております。
また、今回(2020年4月)のようなコロナウイルスの影響で、多くの業界が大きなダメージを受けました。
その中でも、医療や介護という業界は、休むことができない仕事であることと、今後市場がさらに拡大していく点で、
長く勤めることができる業界だと言えます
これから介護業に就職しようと考えている方も、今介護の仕事に就いていて、将来に不安を感じている方がいらっしゃったとしたら、
あまり心配する必要はありません。
なぜなら介護職の将来性はあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)