成功できる人は、どんなことを意識しているんでしょうか?
成功するためには、いくつかのことに気を付けて思考・行動をしていく必要がどうもあるみたいです。
ビジネスシーンで評価される人になりたいと思うのは自然なことだと思います。
人生においても、どんなシーンでもそうですが、あなた自身が選ぶ思考や行動によって、結果が左右されます。
成功を手に出来る人はやるべきことが分かっているので、すぐに行動に移します。
そうでない人は、お膳建てしてあげないと、動けなかったりします。
それぞれの持っている行動習慣によって人生は進んでいきます。
本記事では、成功者に近づくためには、どんな行動習慣を持つべきか、3つのマインドセットについてお話しします。
本記事での成功者の定義は、「自分の目標を次々と叶える人物」とします。
成功を手に出来る人は、質より量が大切だと考える
成功者への道1つ目の行動習慣は、すごく単純なことです。
成功者は、質より量を重んじている
と言うことです。
例えば、あなたが営業職であれば、
訪問する際のプレゼンを作る時間に明け暮れるより、手ぶらでも訪問数を増やした方がいいということです。
成功を手にできる人は、契約率ではなく、訪問数を重視しています。
- 他人の10倍動こう!
- 10倍人に会おう!
というようなことです。
逆に、成功を手に出来ない人は、
行動する前に、
- ちゃんとしたプレゼンの用意をしないいけない
- 訪問する前に色々調べなきゃいけない
などと、考えてしまいがちです。
しかし、成功を手に出来る人は、手数をうつことを重視していますので、
完璧よりも出来る事からと取組んでいきます
何か一つでも進められることがあると、どんどん着手します。
フェイスブックの創始者マークザッカーバーグもこんなことを言っています。
完璧を目指すより、まず終わらせろ
実は、始めから完璧なんて、やろうにもできません。
本当の完璧は、沢山の量を経験し、失敗に失敗を重ねた上に、修正を加えていったもので作られます。
なので、とにかくやることです。量です。
とくに若いうちは、量をこなすことで、様々な成功と失敗の経験をするべきです。
人前で喋ることだって、文章を書くことだって、車の運転だって、量で質が担保されます。めちゃくちゃシンプルなことです。
しかし、ただやるだけではすこし足りません。その後、なぜ失敗したのか?なぜ成功できなのか?これを分析し、修正していきます。
この量をこなすことで、初めて質を上げることができるということをちゃんと理解しておきましょう。
やっているうちに、「実はこんなとこにも気を付けないといけなかったんだ」というような、量をこなして初めて修正できるポイントなんかも出てきます。
成功を手に出来る人は、いくつも同時に実行する
成功者への道2つ目は、いわゆる『マルチタスク』です。
成功者は、多くのことに同時に着手しています。そして、決して忙しいなどと言いません。
そのためスケジュールを抜けがないように工夫して管理します。正確には工夫しないとマルチタスクをこなせません。
例えば、予定が入れば、スケジュールアプリにすぐ打ち込む。
なんなら会話中に、スマホのスピーカモードに切り替えて、話しながら、もう予定を入力しています。
気になったことはLineやメールですぐに伝えておくということもやります。
抜けがないように、頭のなかにとどめておくのではなく、すぐにアウトプットしてしまうということです。
そして、一つずつタクスを次々に終わらせていきます。その際、不具合や不完全なものが出てきたら、都度修正して、そしてすぐに終わらせます。
すぐに終わらせるということは、人から頼まれた仕事の場合は、そのフィードバックも早いので、結果、その仕事は早く進行していくことになり、仕事がたまりません。
もし、あなたの子供が将来、
「医者にもなりたいし、野球選手にもなりたい」
って言ったら、なんて答えますか?
「どちらもやればいい」
と言ってあげて下さい。
成功者は、どちらかを選択しないといけないという考えがありません。どちらもやってみてから、次第に選べばいいと思っています。
一方、成功を手に出来ない人は、
「どちらかを選ばないと成功しない」と思っています。これは思い込みです。
様々なことを同時に進めることによって、化学反応や相乗効果が生まれることも少なくありません。
分かりやすい例は、お笑い芸人さんです。
人を笑わす力に、それぞれの特技をミックスすることでアイデンティティが生まれます。
例えば、
- 笑い×楽器演奏
- 笑い×イラスト
- 笑い×ダンス
- 笑い×高学歴
- 笑い×演技
など、です。一見、お笑い芸人さんという枠で見ると、いろんな人がいるなぁと思う程度かもしれませんが、
それぞれ、様々な経験をミックスして新たな価値を生み出しているのです。
あなたは仕事で、『仕事×〇〇〇』を実践できますか?マルチタスクをこなせばこなすほど、
様々な経験と能力が備わります。
そして、成功を手にできる人はそのチャンスを期待しています。
成功に近づく人は、自分のことに集中する
成功者への道、最後の行動習慣は、自分のことに集中することです。
たまに、人の批判ばかりしている人がいます。
- あの人はあ~だからダメだ
- この仕事は割に合わない
- この会社はダメだ
など。
そんなことより自分はどうなんだと思ってしまいますが、こういう人は、すでに行動が出遅れています。
実績や実力がそうでもない人でも、他人を批判することでプライドを守っている人が多いです。
この手の人は、関わる人の時間を奪うだけではなく、動揺させたり、気を悪くさせるいった悪影響を及ぼします。
組織にこのような人は、遅かれ早かれいずれ淘汰されます。
実際に他人のことばかり気にして自滅していく人は、僕が知る限りでも沢山います。
例えばプライドが高く、あちこちで他人や会社の批判ばかりをしている人がいたとします。
- 「俺はこんな仕事をするつもりで入社したんじゃない!」
- 「ここのやり方はおかしい!」
- 「給料が安すぎる!」
文句を言えば言うほど、自己否定をすることになります。
なぜなら、人生は自分の選択の上で成り立っています。さらに、いつでも環境を変える選択はできるからです。
こうした人は、とうとう会社を辞めることになり、さらには転職を繰り返すことになる。職場を変えるごとにどんどん自分に不利な方に落ちていきます。
これの原因は、思考パターンにあります。
ここをちゃんと理解していないと、負のスパイラルに真っ逆さまです。
では、成功できる人はどのような思考をしているか。
それは、
自分がやるべきことに集中します
分かりやすく言うと、『他人と比べない』と言うことです。
他人と比べてる時間は、その間時間が止まっていると考えて下さい。他人と比べないことで、自分への集中が高まります。
しかし、これがなかなか難しいですよね。
コツは、自分を好きになることです
例えば、車や腕時計など、モノを所有した際に、他人を比べてしまうということはよくあることだと思います。
- いい車に乗ってるなぁ‥
- いい時計してるなぁ‥
- いい鞄もってるなぁ‥
と、すぐに他人と比較してしまう。これは、自分はどこかで『自分は不幸なんだ』と、思ってしまっています。
そうではなく、自分は良いものを使っている、好きなものに囲まれている、そのように考えて下さい。
そのためにも、モノを所有するときは、なぜそれを買うのか?なぜこれを選ぶのか?と言うことを掘り下げて考えてみて下さい。
決して、人からよく思われようなんて考えないこと。
成功を手に出来る人は、自分軸を持っています。
- 自分は何がしたいのか
- 自分は何ができるのか
- 自分は何をすべきなのか
このようなことを掘り下げて、仕事をしたり、人生を彩ったりしています。
他人にどう思われるかではなく、自分がどうしたいかということを常に自問自答してみましょう。
まとめ
以上が、成功を手に出来る人の3つの思考法でした。
- 質より量
- 同時進行で進める(マルチタスク)
- 自分のことに集中する
主にビジネスシーンでの例を出しましたが、是非『成功者になれる行動習慣』をマインドセットしてみて下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございます(‘ω’)