自分より仕事が出来る人とか収入が多い人を見て、いつも自分はダメな人間だなぁと思っていしまします。
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人間はすぐに他人と比較してしまう生き物。しかし、比較しないで生きる方法があるので、紹介します。
ついつい自分と他人を比較してしまい、
- あの人は頭がいいなぁ
- かっこいいなぁ
- うらやましいなぁ
と考えて、なんて自分はダメな人間なんだと思うことがあると思います。
他人と比較して落ち込むことは、誰にでもあることで、普通のことなので、他人と比較してしまうこと自体で落ち込む必要はありません。
しかし、少し意識を変えるだけで、他人と比較しなくて済むのであれば、楽に人生を生きられる気がしませんか?
実は、たった2つの方法で他人と比較なくなります。
本記事では、まず、他人との比較がどのようなものなのかについてお話し、その後、他人と比較しない2つの方法についてお話しします。
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では、いきます。
他人と自分を比較すると不幸になる
実は、ほぼ無意識にやってしまっている、他人と自分との比較ですが、これ結果から言うと、
不幸になります
さらに他人との比較には2つの傾向があると言われています。まずは、それについてお話します。
上方比較
他人との比較で、自分よりも(あらゆる意味で)上の人と比較してしまうことを、
上方比較
と呼びます。これは、
- あんなにふうに稼ぎたいなぁ
- あんなふうにメディアに出たいな
- あんなスタイルになりたいなぁ
- 運動神経いいなぁ
- 頭いいなぁ
という、自分よりも優れた人を見て、うらやむ心理ですね。これが上方比較です。
実際、「仕事」「勉強」「容姿」「収入」「能力」などを比較したときに、自分より優れている人は、山ほどいるわけで、
そんな人といちいち比較していたら、それを考えているうちに人生終わります(笑)
ただ、優れた人と比較して「自分もそうなりたいからもっと頑張ろう!」というポジティブな気持ちになることもあります。
しかし、実は多くの方が、その他人と自分を比較し、自分の至らない点に注目してしまい、
自分は才能がないなぁ、自分はダメだなぁと
ネガティブになってしまいます。
下方比較
であれば、自分より優れた人との比較ではなく、自分より下の人と比較すればいいじゃないかと考えます。
これを、
下方比較
と言います。これは、
- 給料安いけど、あの人よりはましか
- つらい状況だけど、あの人よりは楽かな
という、今度は自分よりマシかと思う心理ですね。
この下方比較の場合は、先ほどの上方比較のような「よし、もっと頑張ろう」という心理にはなりませんよね。
今のダメな自分を、さらに駄目だと思う人を比較に出して、ささやかな自己肯定を得るだけです。
つまり、
「自分より下の人がいるから、まぁ、いっか」という思考になり、思考も行動も停止してしまう状態に陥ります。
これね、いつも下方比較している人って、自然と自分より下の人ばかりを探して、人を見下すような癖がつきます。
たまに、いませんか?え?どの立場で言ってるの?っていう人。
「世の中こういう流れだから、こうするべきだよね。」「私はこんな実績があるから、良かったら教えるよ?」みたいなこと言ってて、
聞いてる後輩とかが、「でも●●さんなんて、もっとこんなことしてますよね」「●●さんは、別の方法がいい言ってましたね」とか言うと、
その話は右から左で、一切響いてない、みたいな。
つまり、自分より優れた人、上の人から学ぶという意欲が少なくて、思考停止した状態なっています。
下方比較する人は、成長が止まります。恐ろしい。
以上、上方比較、下方比較と、2つの他人との比較についてお話ししました。
では、実際に他人と比較しない方法について、お話していきたいと思います。
他人と比べない方法1:過去の自分と比較する
他人と比べない方法1つ目は、
他人ではなく過去の自分と比べる
ということです。
例えば、3ヶ月前の自分、1年前の自分、3年前の自分と比べてみて下さい。
必ずあなたは、成長をしているはずです。過去出来なかったことが今は出来るようになっていたり、過去よりその技術力が身についていたりします。
例えば、
- 給料が〇万増えた
- 保有資格が増えた
- 責任のある仕事を任されるようになった
というようなことです。
このように、過去の「マイナスな状態」と今を比べると、現在は「ポジティブな状態」となるので、
自ずと、「よし、頑張ろう」というモチベーションに繋がります。
他人と比べて、自分のマイナスな部分にフォーカスするのではなく、過去の自分と比べて、自己の成長に気が付くと、自分に自信がもてるようになります。
他人と比べない方法2:他人をリスペクトする
他人と比べない方法2つ目は、
他人を比較するのではなく、観察すること
ということです。
先ほど、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べましょうと言いましたが、
そうはいっても「自分より優れた人」や「うまくいってそうな人」をみると、ついつい比較してしまい、
がっかりしたり、ねたんだりする感情が出てくると思います。
例えば、同じ時期に入社した同期が、ものすごく仕事が出来て評価されていた場合、
「あー、私ってだめだなぁ」っと思いますよね。
でも、そんな暇があったら、その同期を観察するべきです。なぜあの人が評価されているのかってことをよく観察するんです。
私は、介護施設の経営をしておりますが、介護の現場で例を出すと、評価される人は、たとえば、
- いつも明るく挨拶している
- 頼まれたことは快く返事している
- 人より少し早く出勤している
- 率先して掃除をしている
- 言葉遣いが丁寧
- とにかく気が利く
- よく動いてくれる
というような感じでしょうか。つまり、あなたが比較している人が、良く観察してみると、実はそんな働き方をしていたりするんですね。
営業マンであれば、成績に妬んでる場合じゃなく、むしろ仲良くなって、どうやったら契約が取れるのかを、観察するべきです。聞くべきです。
成長が止まらない人は、他人と比較し絶望したり、妬んだりするのではなく、観察し真似をしていくのです。
まとめ:他人と比較せずに自己の成長を
以上が、他人と比較しない2つの方法でした。
- 過去の自分と比較する
- 他人を比較するのではなく、観察し真似する
他人と比較し「悔しい」「羨ましい」「自分はダメだ」というような、ネガティブな感情反応には何の意味もありません。
大事なのは、ニュートラルな気持ちで、観察し、真似をすることです。
その他人との比較も、「自分が吸収できることはなんだろう」と思うことで、自己の成長の機会になるんですね。
他人と比較し「あの人は特別だ」「自分はダメだ」という生き方は、他人軸で生きていることになります。
他人は他人です。自分には何が出来るか、どうしたいのか、自分軸で生きることができれば、どんな状況がこようとも、自己の成長は間違いありません。
もう少し自分軸でいきることヒントが欲しいという方は、
別の動画で、
- 自己固定感について
- 嫉妬心について
の記事も下記にリンクを貼っていますので、参考にしていただければ嬉しく思います。
一緒に、頑張りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)