共感力が大事なのは何となくわかるのですが、具体的にどのようなことに気を配ればいいかわかりません!
しゅん社長
共感力はとても大事なスキルだと思います。では、共感力について具体例を用いて、お話したいと思います。
共感力がある人は、ビジネスシーンにおいても、とても有利です。共感を与えるだけで「やさしい人」「感じのいい人」という印象を与えることが出来ます。
- 共感力をつけたい
- 共感の仕方が分からない
このような方のお役に立つ内容となっております。
では、具体的な共感のやり方を盛り込みながら、お話していきたいと思います。
一声かける勇気を惜しまない
周りの方に起こる、良いことにも悪いことにも、誰もが共感することがあると思います。
例えば、友人や同僚に良いことがあれば、「うれしい」とか、「よかったな」とか思いますよね。
しかし、それでは、「共感」や「思いやり」とは呼べません。
なぜなら、目に見える行動が必要だからです。
行うことはただ一つ、
言葉に出す
と言うことです。たったこれだけ。
では、具体的にどんなシーンで『言葉に出す』ということが使えるのでしょうか?
分かりやすい例として、エレベーター内での会話というのがあります。
自分が先にエレベーターに乗っていたり、一緒に乗り合わせた際に、
何階ですか?
と、声をかけて下さい。
当たり前のようにやっている人には、なんだそんなことかと思うかもしれません。
しかし、心の中で「どーも」「こんにちは」などと挨拶しているつもりの人が多いです。
一声かける勇気を惜しまない行動が、共感を得ることになります。
共感に提案をプラスする
共感とは、他者の感情を共有することです。
そして、共感力の高い人は、共感のアンテナの感度が高い人と言えます。
例えば、母親がわが子に、
- 「寒くない?」「暑くない?」
- 「お腹減ってない?」
- 「トイレ行っておかなくて大丈夫?」
- 「疲れてない?」
このような言葉を投げかけたりしますよね。
これがまさに「共感アンテナ」です。
ビジネスシーンで、このような声掛けができる人は「気配りができる人だな」「やさしいな」「良く気が付くな」という人に見られると思います。
そこで、この共感にさらに『提案』まで加えると、より共感力を示すことが出来ます。
提案とは、何か。例を出します。
『共感』のみの場合
外は暑かったでしょう?
外は暑かったでしょう?冷たい飲み物でも出しましょうか?
どうですか?
共感+提案は、本当に相手のことに寄り添おうとしている気持ちが伝わります。
他にも、
- 打ち合わせが長引きましたね。ちょっと休憩しましょうか?
- お腹すきましたよね。出前でも頼みましょうか?
- 雨の中大変でしたね。タオルお持ちしますね。
このような、声掛けが出来る人は、とても共感力の高い人だということが、うかがえます。
ねぎらいの気持ちを伝える
ねぎらいの気持ちを伝えるのは、共感の基本と言ってもいいでしょう。
- お疲れ様
- よくやったと思ってるよ
- 気持ちはわかるよ
こんな感じの言葉かけが出来る人の周りには、人が集まってきます。
ねぎらいの言葉にも、ただ声をかけるだけではなく、相手の気持ちに一歩踏み込んだ言葉を付け加えると、より優しいと思います。
先ほどの、「共感+提案」と似てますが、
今度は「ねぎらい+共感」です。
- ありがとう!これ仕上げるの大変だったでしょ
- ありがとう!〇〇さんに頼んでよかったよ
- お疲れ様!おかげで助かったよ
- お疲れ様!また助けてね
というように、ねぎらいの言葉にもう一言加えることは、より相手に共感を与えられます。
見返りの求めないねぎらいの言葉と、共感をもった言葉かけは、相手に、
「ちゃんと自分のことを見てくれている人がいる」という気持ちを伝えることが出来ます。
まとめ:声に出して、気持ちを伝える
以上が、共感力のある人の具体的な声掛け仕方でした。
共感を与えることは、安心感や信頼にもつながります。そして、共感を伝えるには、「言葉に出す」ことが、まず一番にやるべきことです。
共感アンテナの感度を高くし、プラスアルファの声掛けをしてみて下さい。
そうすることで、あなたの周りには、人が集まってくることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*´ω`)