介護職の管理者

【介護施設】で優秀な管理者が行っている3つの行動習慣

【介護施設】で優秀な管理者が行っている3つの行動習慣

どーも、しゅんです。

今日は「優秀なリーダーが行っている3つの行動習慣」についてお話しします。

モデリングという言葉がありますが、今管理者やリーダーである方、または管理者を目指している方に、

今回お話しする優秀なリーダーがどのような行動習慣を持っているかを真似ることで、キャリアアップの気づきとなれば幸いです。

では、いきます!

歩くのが遅い

【介護施設】で優秀な管理者が行っている3つの行動習慣

優秀なリーダーの行動習慣、1つ目は、

歩くのが遅い

です。

仕事ができる人は、基本的に歩く速度が速いと言われています。これは時間を効率的に使うという点から、移動時間を無意識に時短していると言われています。

しかし、これは、現場で働く一般社員の場合です。

優秀なリーダーになるとどうか。今度は逆に歩く速度が遅いんです。あるデータによると、優秀なリーダーの6割は歩きが遅いという結果が出ています。

では、なぜ歩きが遅いのか?理由は2点ありました。

  1. 意図的に時間と気持ちに余裕を作るため
  2. 部下から話しかけられやすくするため

1点目の「意図的に気持ちに余裕を作るため」ですが、ゆっくり歩くことで、気持ちがリラックスするということもあるのですが、

実は、ゆっくり歩くためにはスケジュールに余裕を作らないといけないということもあります。

例えば、優秀なリーダーは、会議の時間を予定よりも早く終わらせることに注力をしています。

  • 会議時間を1時間ではなく45分に設定
  • 意思決定の会議は参加者を絞る
  • 事前にアジェンダを伝えておく

などです。

会議が予定通り終われば、時間や気持ちに余裕ができ、このようなことから歩き方に影響が出ているということです。

そして、2点目の「部下から話しかけられやすくするため」ですが、これは眉間にしわを寄せて、あくせく歩いている管理者よりは、

口角を上げて、ゆっくり歩いているリーダーの方が話しかけられやすいのは明らかで、そのような間を、意図的に作り出しているということです。

介護現場では、多くのスタッフが、コールがなれば、バタバタと走って対応したり、業務に追われ、早歩きで廊下を行きかいする情景が思い浮かびますが、

優秀なリーダーは、あえてゆっくり歩くことで、上司としての落ち着きを伝えることにもなります。

話が短い

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優秀な管理者、リーダーの行動習慣、2つ目は、

話が短い

です。

優秀なリーダーは、相手に思いを伝わるようにするためには、メッセージをコンパクトにまとめて伝えるということを知っています。

長い文章よりっも、キーワードで伝えた方が、その意味が伝わりやすいということです。

つまり、「話すこと」よりも「伝わること」に意識を向けています。

1on1ミーティングなどを行っている職場では、優秀なリーダーとそうでない管理者で内容が大きく変わります。

その違いは、優秀なリーダーは、分が話すより、部下が話す時間の方が長いということです。そして相手に話をさせるように、しっかり聞く姿勢をとっています。

一方、優秀とは言えないリーダーは、真逆で、自分が話す時間の方が長く、聞く姿勢も意識されたものでないということです。

また、人間が最も意識に残りやすいのは、冒頭と最後だということを理解しています。

つまり、優秀なリーダーは、冒頭と最後のパートにインパクトのある言葉を残すためにエネルギーを使います。

あいだあいだで、無駄話をする管理者がいますが、もう冒頭と最後に的を絞って、あとは部下の話を聞く!

ということですね。

メンバーには敵わないと思っている

【介護施設】で優秀な管理者が行っている3つの行動習慣

優秀なリーダーの行動習慣、3つ目は、

メンバーには敵わないと思っている

です。

介護現場では、プレイヤーとして優秀な人が、リーダーに昇進していくイメージがありますが、プレイヤーとして優秀な人に、リーダーの素質があるかどうかは、全くの別だと私は考えます。

なぜなら、個人として成果を出す方法と、チームとして成果を出す方法は、必要な知識やスキルが違うからです。

ゆえに、管理者やリーダー、マネージャーに初めてなった方は、とにかくマネジメントスキルを学ばないといけないということです。

プレイヤー時代に、全く会社では教わることのないスキルです。ある程度大きい会社であれば、リーダー研修や、マネジメント研修のようなものもありますが、

従業員100人未満くらいの会社ではもしかしたらそのような研修がないところも多いと思います。

話を戻しますが、そもそもリーダーはスタッフよりも偉いという話ではありません。組織の一員としての、役割と責任の範囲が違うということです。

そのため、優秀なリーダーは、

自分がメンバ―の能力を上回る必要なない

と、考えています。

あくまで自走する組織を目指すので、リーダーがすべての能力を担って動く必要はありません。

そのため、優秀なリーダーは、各メンバーの何らかの才能を見つける努力をします。

ほかのメンバーとは違う才能を見つけ出し、それをチーム内で発揮させるよう動きます。

しかし、これを実現するためには、性善説でメンバーを見ないといけません。

リーダーによっては、メンバーのできないことばかりを口にする人がいます。しかし、実はそれはお互い様で、自分のできないことは自分ではわかりません。

メンバーの弱みは自分で補完するか、他のメンバーに補完してもらうように調整するのがリーダーの仕事です。

優秀なリーダーは、性善説でメンバーを見て、メンバーの強みに注目し、チーム内で際立たせます。

まとめ:共感・共創の関係づくり

【介護施設】で優秀な管理者が行っている3つの行動習慣

以上、優秀なリーダーの3つの行動習慣でした。

  1. 歩くのが遅い
  2. 話が短い
  3. メンバーには敵わないと思っている

ということです。

あるデータでは、優秀なリーダーの半数は、チームのメンバーには敵わないと思っています。

一方、そうではないリーダーに「メンバーには敵わないと思っていますか?」と問いをしたところ、約8割が「いいえ」と答えたそうです。

優秀なリーダーは、自分にも得手不得手があるという前提で、役割分担をしながら、切磋琢磨していこうとしています。

決して、マウンティングすることなく、「共感」や「共創」を目指しているということです。

ということで、チーム作り、一緒に頑張っていきましょう!私も頑張ります!

本日は以上です。

では!

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