簡単に言うと、上手に話を聞く方法ですね。
職場で、特に管理者やリーダーと呼ばれる人に求められるスキルとして、上司やスタッフの話を聞く力が挙げられます。
相手の話をしっかり聞くことは、2つの意味で大切です。
1つ目は、人付き合いの上で重要な価値があるということ。
2つ目は、そもそも仕事で不可欠だからです。
言い換えると、相手の話を聞く力を身に付けることは、大きな武器になるということです。
実は、人間関係においても、自分が話しているときよりも、聴いてるときに『人間関係を円滑にする』ことができるんですね。
聞き上手は、偶然じゃありません。少しのスキルと努力が必要です。
今回は、聞く時の簡単なスキルを5つ紹介します。非常に短い記事なので簡単に読めます。
本記事を読んでいただくと、職場や家庭で活かせる「聞く力」を身に付けられますので、是非最後まで読んでいただけばと思います。
では、いきます。
相手の話が終わるまで相手を見る
聴く力、一つ目は、
相手の話が終わるまで相手を見る
ということです。
これは簡単に言うと、耳だけじゃなく目もしっかり使って、話を聴きましょうと言うことです。
しっかり相手を見続けることで、
「ちゃんと聞いてますよ」「敬意を払ってますよ」ということが伝わります。
ごくたまに、腕を組んで人の話を聞く方がいますが、腕を組む心理は「警戒」です。相手に悪い印象をつけてしまうので注意が必要です。
また、そうでなくても腕を組むことが癖になっている人もいると思いますが、もう二度と腕を組まないと決めて下さい。
次、腕を組んだら腕がもげると思ってください。
身を乗り出し、耳を傾ける
聞く力2つ目は、
身を乗り出し、耳を傾ける
これは簡単なテクニックですが、
単純に、身を少し乗り出して話を聞きましょう。これは関心度のバロメーターになります。
質問をする
聞く力3つ目は、
質問をする
ということです。
よく講演会やセミナーに参加した時に、最後に質疑応答の時間が設けられていますが、
あの時に、質問が1つも出ないと、講師の方もすこし寂しい感じになりますよね。
場合によっては、司会者が無理やり質問者を指名したり、事前に質問者を決めてたりします。
つまり、質問をすることって、熱心に聞いてることを知らせる意味でもあるんですが、ある意味で賛辞なんですよね。ほめ言葉ということですね。
そして、質問するときの内容はシンプルで構いません。
例えば、
- 「どうしてそれをやろうと思ったのですか?」
- 「実際やったときの最初の感想は?」
- 「もう一回やりたいと思いますか?」
- 「その時どう思いましたか?」
こんな感じです。
話の内容を詳しく理解して、会話の穴を縫うような質問は全く必要ないです。相手に意見を述べてもらえるような時間にしましょう。
相手の話を遮らない
聞く力4つ目
相手の話を遮らない
ということです。
これは当たり前のことかもしれませんが、話を遮ってしまうということはついついありがちです。
それは、必ずしも意図的ではなく、やっている本人が気づいていないことがあります。
相手の話の途中で、言いたいことがこみあげてきても、ぐっとこらえて下さい。
また、話題を勝手に変えるのも、話を遮る行為と同じなので、気を付けましょう。
決して吐いてはいけません。飲み会の席で飲み過ぎて、吐いてしまうのを想像してください。
あなたが言いたくなるその言葉は、汚物と一緒です。
ぐっとこらえましょう。
会話をするときは相手に意識を向ける
聴く力5つ目は、
会話をするときは、相手に意識を向ける
ということです。
少し前に、相手を見続けるとか、身を乗り出すという方法をお伝えしましたが、
この「相手に意識を向ける」という方法は、マインドの問題ですね。
意識を自分ではなく相手に向けるようにしてください。
よく話を聞きながら、次はこれを話そうって頭の中で考えてたりしませんか?
ついつい、
「そうそう、僕もこの前こんなことがありましてね!」とか言ってしまったり。
そうではなく、できるだけ話すときは、「私は〇〇だったよ」「私は〇〇なことがあったよ」というような『自分を主語』にして話すことをやめて、
「あなたは」「あなたが」という『相手を主語』にした話し方を意識してください。
例えば、
- 「他に何かおもしろい出来事ありました?」
- 「最近何か始めたことはありますか?」
- 「面白い人いたら紹介してください」
こんな感じで、相手意識をむけ、自分主語の話を控えましょう。
まとめ:聴く力は好かれるスキル
以上が、人の話を正しく聞く方法でした。
- 相手が話し終わるまで、相手を見る
- 身を乗り出し、耳を傾ける
- 質問をする
- 途中で話を遮らない
- 相手に意識を向け、相手を主語に話す
ということでした。
今回は、簡単なテクニックの話でしたが、
相手の話を集中して聴くようにすれば、自ずと、身を乗り出してたり、相手を見続けたり、相手を主語に話してたりするものなので、
今回のようなテクニック的な話は必要ないのかもしれません。
ただ、具体的に聞く力のスキルを知ることで、意識的に修正できるようになりますので、今回の記事、是非実践してみて下さい。
聴く力が備わると、職場や家庭での人間関係も付加価値的に良くなります
実践し続けることで、いつの間にか自然と身に付き、聞く力が大きな財産なるかもしれません。
一緒に頑張りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)