どーも、しゅんです。
今日は、介護職の方が、何か副業を始めたいと思った時の大切な考え方、「役に立つ」ものより、「意味のある」ものに価値があるというお話をします。
インターネットが世界に広がり、スマホというツールが生まれてから、世の中には本当に様々なサービスが生まれました。
今までは、場所の制約や、お金の制約があったことが、ボーダレスになり、誰でもサービスを生み出すことができる世の中になりました。
そして、消費者の価値観も多様化し、自分には不要なものが誰かには必要なものだったりする。
これは、サービスの多様化によって、需要と供給を簡単にマッチングできるようなったからこそ、あらゆるモノに価値がつき始めたんだと思います。
今回は、何か新しいことに挑戦したい介護職の方、副業を始めようと思っている方にお役に立つ内容となっております。
是非、最後まで読んでみてください。
では、いきます!
モノが溢れた世界
本当に世の中は、いつのまにか便利なモノに溢れかえりました。
メルカリのような誰でも簡単に自分の不要なものを販売できるリユースサービスも数多く存在し、買ったけどいらなくなったものまで、世の中には溢れています。
そうなってくると、モノを売ることって大変になると思いませんか?
それが全くの新品であっても、中古のものであっても、自分の扱っている商品と同じようなモノがたくさんあるので、埋もれてしまいますよね。
また差別化ができないと、その商品価値を見出すことがとても難しくなっています。
役に立つモノは一つでいい
極端な話をします。
実は「役に立つモノ」なのに、1つずつしか置いていないお店があります。
それは、
コンビニです。
これ、どうゆうことかというと、
コンビニには、日用品や文房具など、いろいろなアイテムが置いていますが、例えば、
ハサミやホッチキスなどは、たった1種類しか置いていません。
どういう基準で商品が選択されているかまでは私は分かりませんが、とにかくコンビニの棚に陳列されることは、極めて難しいということが商品棚を見ているとわかります
意味のあるモノは沢山あっていい⁈
先程、コンビニの棚に陳列されるのは、かなり難しいと言ったのですが、その中でも、新商品を作っても、かなりの確率で陳列される商品があります。
それは、
たばこ
タバコという1品目でなんと200種類以上の商品が並んでいます。
では、なぜそれだけの種類のタバコが陳列されているかと言うと、
「意味があるモノ」
だからではないでしょうか?
つまり、「役に立つ」ということではなく、「意味がある」ということです。
例えば、セブンスターを吸っている人は、他の銘柄では代替えが不可能ということです。
別の例で言うと、車がよい例です。
絶対、役に立つ(車の機能)と思って買わないのが、超高級車。
例えば、フェラーリです。
フェラーリを
- 乗り心地がいい!
- 車の機能として最高!
などと思って購入する人は、まずいないと思います
購入者には、「フェラーリを所有する」という意味があるから買うんです
2つの価値
これまでの話をまとめると、単純にモノには2つの価値があると言うことです。
コンビニで陳列棚で例をだしました。
役に立つモノ。
この「役に立つモノ」という市場で戦うと、最終的には1種類しかのこらないということです。
それは、単純にコストパフォーマンスや価格勝負になるわけです。
それを裏付けることに、ネット通販があります。
例えば、Amazonや楽天で何かモノを買うときに、「安い順」に並べて、わざわざ3番目に安いものとか、5番目に安いものを選ぶ人なんてまずいませんよね。
そして、もう一つは高級車で例をだしました、
意味のあるモノ。
「意味のあるモノ」は、世の中の価値が多様化すればするほど、多くの種類が受け入れられるようになります。
先程のフェラーリの話でいえば、雨が降ったら乗れないとか、ガルウィングが使いにくいとか、いろいろ不都合を受け入れながら、それでも何千万円もかけて購入するわけです。
その点で、「意味のあるモノ」は本当に強いです。
もし何か新しいサービス作りたいとか、副業を考えている人は、
役に立つモノより、意味のあるモノを意識して、サービスを考えることが大切です。
具体的なサービスについて
個人で何かやりたいと思っている方に、私のおすすめのサービスは、
両サービスは、自分のスキルや知見を販売するサービスですが、有名なサービスなので、利用者も多く、スマホにアプリが入っている人も多いとは思います。
ここでは、自分のスキルが誰かの役に立って収入にはなるのですが、先ほどからお話ししているように、
これからは「役に立つこと」だけでは、他のサービスと差別化ができず、自身のサービスが埋もれてしまいます。
なので、ここのサービスで何をするかというと、サイト内のサービスをじっくりみて、「意味のあるもの」を提供している人を見つけることです。
そして、
「これなら自分にもできるかもしれない」
というアイデアをTTPするわけです。
他にも、自分の経験が誰かのサービス設計に役立つ「ビザスク」もおすすめです。
ビザスクでは、私でいうと例えば、介護現場で起きている課題などを、企業の担当者にお伝えすることで報酬がもらえるというサービスです。
なぜそんなことで報酬が発生するかというと、介護現場の課題を解決しようとICTサービスを作ろうとしている企業がいて、
その担当者にとっては、私の経験や意見が意味のあるものだからです。
ちなみに1時間のインタビューで1万円から3万円程度の報酬がもらえます。
私は介護施設の経営をしていますが、介護施設一つとっても、まず老人ホームとかデイサービスをつくれば、それで役に立つものは作れます。
ただ、それを「意味のあるモノ」変えないといけないと考えると、
例えば、
- 毎晩晩酌できる老人ホーム
- ペットと一緒に住める老人ホーム
- 仕事があって給料がもらえるデイサービス
というようなことも考えられます。
新しいことに挑戦するとき、「役に立つもの」より、そこに「意味のあるモノ」かという視点を持ってみてください。
- この場所だから意味がある!
- あなただから意味がある!
- これだから意味がある!
そんなサービス、私も考えたいと思います!
一緒に頑張りましょう!
では、また!