夜勤が怖いのですが、何がこんなに不安なんでしょうか?
夜勤は怖いですよね。私も何回しても慣れません(笑)夜勤業務から、何が不安にさせているのか、何が怖いのか、お話していきます!
夜勤を何回してもなかなか夜勤は慣れないですよね?
そして、夜勤が明けると、安堵感と達成感で、何とも言えない気持ちになります。
では実際に、夜勤中の何に怖がっているのか、この記事で見える化してみましょう。
- とにかく夜勤が怖い人
- 単純に介護職の夜勤について知りたい人
- 夜勤中に起きる想定外のことを知りたい人
- これから夜勤業務をすることになっている人
このような人にお役に立つ記事となっております。
動画で観たい方はこちら↑
夜勤帯の主な仕事
夜勤帯の主な仕事は以下になります。
- 就寝介助
- 排泄介助
- オムツ交換
- 安否確認
- 起床介助
- 朝食準備&食事
この6点に関しては、施設のシフトにより多少違うかもしれませんが、おおむねこれが主な夜勤業務となります。
そもそも夜勤業務は、この6点を全てこなして、初めて業務完了となるということが、プレッシャーだったもします。
夜勤は日中と違って急に一人になる
夜勤はなんといっても、少人数体勢です。
施設規模によっては、1人体制です。
基本的に日中とほぼ同じ利用者様の人数を今度は1人(ないし2人)でみなくてはいけないというのが、夜勤の基本です。
ざっくりですが、1人で20人くらいの利用者様をみることになります。
そのため、心得ておかないといけないことは、
日勤帯の全ての業務をこなせることが大前提
ということです。これはどういうことかというと、日勤帯で「誰かがやるからいいや」と思って、そのままにしたとします。
すると、そのやったことのない業務は、夜勤帯ですることはできません。
例えば、
- 薬の置いてある場所が分からないとか
- 物品の在庫が置いてある場所が分からないとか
- 特定の利用者様の傷の処置のやり方がわからない
などです。
日勤帯でやっていることの100%を夜勤帯でもすることは稀ですが、
急に利用者様からの訴えがあったり、物品が切れて補充が必要になったりした際に、
夜勤帯では一人で対応しないといけないので、その点が心配になったりします。
夜勤帯での急変時の対応が怖い
夜勤のある事業所と言えば、
- 特別養護老人ホーム
- 老人保健施設
- グループホーム
- 有料老人ホーム
- 小規模多機能型居宅介護
- サービス付き高齢者住宅
などが挙げられます。
このような施設で長く働いている方は、さっきまで元気だった利用者様が突然急変し、お亡くなりになるという経験をお持ちだと思います。
高齢の利用者様はいつどうなってもおかしくないということを理解しておく必要があります。
万が一何かあった際に、テンパってしまわないよう、利用者様の状態を把握し、
「もしかしたら。。。」
という感覚をもっておく必要もあります。
日中何かあっても、看護師さんがいたり、複数人で対応できますが、夜勤帯の場合はそうはいきません。
そのためにも、急変時の対応については必ず確認しておく必要があります。
- AEDの設置場所
- 緊急時の連絡先
- オンコール対応者
この3つについては常に知っておく必要があります。
ちゃんと夜勤業務がこなせるか怖い
夜勤に入る前は、なんともいえない緊張感があります。
「今日は無事に終わってくれ」と思いながら夜勤に入るのが普通ではないでしょうか?
その事業所の利用者様の介護度や状態によって、夜勤帯の動き方は全く違いますが、
例えば、
- コールが頻繁になる
- 失禁者が複数人でる
- 転倒などの事故が起こる
- オムツ交換や更衣介助の利用者が多い
- 朝食に特別食を用意することで時間がかかる
など、何もなければ夜勤業務はスムーズに終わることがほとんでですが、上記のような普段と違うことが立て続けに起こると、
その対応に追われ、通常の夜勤業務が後手後手にまわってしまうことがあります。
そのため、夜間に、これから来る朝の業務を、ちゃんとこなせるかどうかという不安があります。
その時になってみないと分からない繁忙さや、トラブルを、未然防ぐことはなかなかできません。
つまり、出たとこ勝負!!
これが、夜勤における怖さ・不安・心配となります。
まとめ:介護職の夜勤は慣れるしかない
以上が、夜勤が怖いと思う理由でした。
まとめますと、
- 夜勤帯は少人数(施設規模によって一人)
- 急変して利用者様が亡くなる怖さ
- ちゃんと全ての業務をこなせるか不安
この3点となります。
はっきり言って夜勤は、
『慣れ』がとても重要です。
回数を重ねるうちに、利用者様の夜の行動パターンが分かるようになります。
- 夜間帯に注意すべき人は、〇〇さんと〇〇さんだな
- 〇〇さんは早めにオムツ交換に行っておこう
- この順番で起床介助に回った方がいいな
など、経験を重ねることで、事故が起きにくかったり、効率的な動き方が出来るようになります。
夜勤し始めの頃は、本当に怖いかもしれませんが、一つ一つ経験を重ね、自信をもって夜勤が出来るまで、訓練していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)