介護の仕事を頑張ってきましたが、正直疲れました。。。
確かに疲れますよね。介護職に疲れてしまった原因についてお話します。対処法についてもお話するので、出来そうなことがあればやってみて下さい。
介護の仕事は、一日中コミュニケ―ションを取る仕事で、一人でゆっくりできる時間が業務内にほぼありません。
そんな介護の仕事に疲れてしまったり、辛い思いをすることも当然あります。
- 介護の仕事に疲れてしまった方
- 介護の仕事が辛いと感じてしまった方
本記事では、介護の仕事をする中で、『疲れた辛いと感じる原因』と、その『対処法』についてお話しします。
では、いきます。
介護職に疲れてしまう4つの原因とは?
なぜこんなことをお話するのかというと、
あなた自身が『何に疲れているのか』『何に辛いのか』をちゃんと理解することで、それ原因に対する正しい対処法や解決策を見つけることが出来るからです。
まずは、あなたが疲れると思う原因についてお話します。
人間関係
まず一つ目の原因ですが、「人間関係」です。これはどんな職場でも大なり小なりあると思います。
介護の仕事はチームプレイです。コミュニケーションなしには、仕事を遂行することができません。
他の職員とのやりとりはもちろん、利用者様との関わりも、全てコミュニケーションをとるということが仕事で大きな割合を占めています。
つまり、
介護の仕事は、全てがコミュニケーションで成り立っています。
それゆえ、人間関係がうまくいかないとものすごくストレスになります。
たとえば、職員に
- 人の悪口ばかり言う人
- 高圧的で接しにくい人
- 協力してくれない人
- 上司に媚びる人
- 働かない人
このような人がいると、疲れてしまいますよね。
人手不足
2つ目の原因は、「人手不足」です。
たとえ人間関係が良かったとしても、人でが足りないと職員一人一人の仕事の負担は増えます。
そうすると、職員各々が効率良く動かないと、業務が回せないことになります。
人間関係が良かった職場も、人手不足により、現場がギクシャクしてしまい、雰囲気が悪くなります。
つまり、人手不足が人間関係を悪化させる原因にもなるということです。
そうなると、精神的にも、肉体的にも疲れてしまいますよね。
介護の仕事が好きでも、人手不足の状況が続くと、辛い状況となります。
会社の方針
続いて3つ目の原因は、『会社の方針』です。
会社の方針によって、社内の決まりごとや、ケア方針が決められます。
たとえば、ケア方針であれば、
- 食事時は車椅子の方を必ず椅子に移すこと
- 就寝時には、必ず寝間着に着替させること
- 買い物時には、利用者様を連れていくこと
- 入浴は利用者様の時間に合わせること
上記は、一部の例ですが、多くの場合施設の方針によって、ケアの在り方は決められています。
場合によっては、利用者様本位の時もあれば、介護職本位の時もあったりもします。
そのたびに、
- その作業そのものに疲れてしまう
- やりたくないケアをしないといけない
というような、精神的にも、肉体的にも疲れてしまったり、自分の気持ちとやっていることにギャップを感じ辛い思いをすることもあります。
利用者様またその家族への対応
最後は、「利用者様またはそのご家族への対応」です。
介護の仕事で、お客様と言えば、ご利用者様です。
そして忘れてはいけないのが、そのご家族です。
やはり、ご家族の理解があることで、介護施設側は、ケアがスムーズに行える側面があります。
なかには、無理難題を言ってくる利用者様がいます。
サービス業ですから、出来る限りの対応をするのがプロだと思います。しかし、その都度対応に追われ、疲れてしまうこともあります。
ナースコールを押されて、テレビをつけてほしいとか、カーテンを少し開けてほしいとか、頻回に要求をされる方もいらっしゃいます。
介護は、サービス業ではありますが、本人が自分で出来る場合も多々あり、これは介護なのか、ルームサービスなのかよく分からなくなることも稀ではありありません。
また、無理難題を言ってくるご家族がいるのも事実です。
- 毎日のように来ては職員を見ている
- ケアのやり方を細かく指示してくる
- レクリエーションや、リハビリに口を出してくる
- 持ち込みの食べ物を指定の時間に食べるよう指示してくる
例は、一部ですが、その都度対応に追われる介護職員は大変です。
それが絶対的にいけないのかと言われてば、そうではないのですが、職員を監視していたり、本人の意思とは関係なく、ご家族の意思を押し付けてくる人もいます。
よくよく本人(利用者様)に聞くと、本人はやりたくないとか、ほしくないとかいうこともよくあります。
介護職に疲れてしまった時の対処法
先ほどは、介護の仕事をしている中での、疲れの原因となるものをお話しました。
では次に、どのようにそれに対してどのように対処すればいいかお話します。
価値観はそれぞれ
人間関係に疲れてしまったり、辛い思いをされる方は非常に多いです。
しかし、
そもそも人の考えを変えることは簡単ではありませんし、価値観は人それぞれです。
大切なのは、自分がどのような働きがしたいのか、どのようなサービスを提供できるのか、そのことと向き合うべきです。
他人に左右されないマインドセットについては、こちらの記事で書いています。めちゃくちゃ気持ちが切り替えられるので、是非読んでみて下さい。
目標を考える
まず、何ために働いているのか?
そして、どうなりたいのか?
このことを考えず働いている人は、疲れた時、辛くなった時にその暗闇から抜け出せなくなる可能性が高いです。
つまり、働く目標をもっていないということです。
- 必ず全員の利用者様と会話をする
- 職員の誰かを毎日1人以上褒める
- 他の職員がしないレクリエーションをする
- 職場で『一番ケアをしてもらいたい職員』になりたい
など、なんでもいいのですが、
自分はどうしたいのか?どうなりたいのか?どう働きたいのか?
そのことについて、ちゃんと言葉にできるようにしてください。
生活習慣を見直す
一度体調を大きく崩すと、その後何度も休んでしまいがちです。
介護の職場は、肉体的にキツいですが、さらに精神的な負担もあるような職場であれば、とにかく疲れをため込まないことが重要です。
とくに、睡眠はしっかりとりましょう。
好きな事をする
言い換えれば、『リフレッシュをする』ということです。
休日の日に、外出をしたり、運動をしたり、また趣味があれば趣味に没頭したりと、
これは、仕事のことばかりを考えすぎないという効果があります。
意識して、楽しいことをやるように心がけて下さい。
気持ちのリカバリーにはこちらの記事が参考になります。是非読んでみて下さい。
まとめ:続けられないのなら転職を考えるべき
以上が、疲れや辛さの原因と対処法になります。
疲れの原因も一時的なものや、明らかに原因が分かっていて、解決の糸口がみえているのならいいのですが、
- 職場でいじめを受けている
- サービス残業を強いられる
- 人手が足りず現場がむちゃくちゃ
など、解決することが難しかったり、今後解決できる見込みがない場合には、
転職を考えることも重要です。
職場のことや、過去の経験より、なかなかその職場から離れられないこともありますが、
自分のことは自分で決めるという気持ちが大切です。
介護職としてのあなたの仕事が有意義なものであることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)